髭男爵山田ルイ53世の妬男#2観覧

はい、人生3回目のライブ観覧です。

きっかけは忘れてしまいましたが、「ルネッサ〜ンス!」でお馴染み、髭男爵の乾杯ゴリラこと、貴族役の太った方、山田ルイ53世のラジオ(とポッドキャスト)をいつからか聞くようになりまして、その縁で(?)彼の単独ライブ「妬男」の2回目に行ってきました。

告知は5月16日の水曜日のポッドキャスト配信分。申込をしたのは5月30日の水曜日。そして、5月31日に「売り切れ」。ギリギリでした。

開場が18時30分ということで、17時過ぎに家を出た。場所は浜松町近くの文化放送。よくよく考えたら、京浜東北線で3駅とか4駅だった。17時30分過ぎには着いた。

こういうライブはたいてい、気合が入ってれば開場30分くらい前に行くのがベストらしい。浜松町の駅を降りて、さて文化放送はどこかいな、と思ったが、iPhoneの「マップ」を起動する前に、通りを挟んで向かい側が文化放送だった。

開場までまだ1時間近くあるので、近くをうろうろ。マクドナルドまで300m。行ってみる。混んでいる。諦めて手前の小諸そばへ。食券の券売機を探すが、ない。店員に前払いのシステムだった。こんなシステムだったっけ?イカ天せいろ、330円。数分で掻きこんで戻る。まだ40分くらいある。

受付は文化放送の2階。ペデストリアンデッキになっているので、2階に上がる。なんかすでに並んでる列がある。歩いてちょっと汗をかいたので、ペデストリンアデッキの文化放送の反対側に位置取り、iPhoneで音楽を聴きながらクールダウン。

数分すると、左前方から視界に入ってくるおばさんが一人。音楽を聴く俺に、手を振りながら顔を覗き込んでくる。なんだろうこのおばさん。
直観的には「手かざし」の新興宗教の人か、「貴方のために祈らせてください」の人。あ〜も〜めんどくさい!!
と思ったが、「すいません、地下鉄の駅ってどこですか?」あれ?そんなこと聞く?俺、地元民じゃないんですけど。JR浜松町駅から来たんですけど。
「地下鉄の駅って……何ていう駅ですか?」と聞きかえすと、「大門駅なんですけど」。ああ、文化放送の真ん前で見かけたよ大門駅。ということで、ちょっと歩いて「あそこです」。一件落着。

そんなこんなであと20分。列に加わりに行く。あ、いつの間にか列の方向が変わってる。列はけっこう長くなっていて、角を曲がって下りの階段の途中が最後尾。開場の時間になってスタッフが何か喋っているが、階下のライブ会場でアーティストがライブをやっているので、ロクに聞こえない。こっちは角を曲がって下り階段の途中に居るのに、スタッフが先頭の方にしか声を掛けないので、イマイチ何言ってるのか聞こえない。非常に仕切りが悪い。

整理券番号順に呼び込まれ、お金を払って数人ずつに分けられて12F メディアプラスホールの会場に案内される。エラくワイルドなお兄さんに誘導されたが、ライブの中でどうやら彼らはエンタの神様などに出ていた「牙一族」というコンビの人だった模様。なるほど。

席数は140。ということは、俺の100番台の整理券はだいぶ後の方だったのか……でも、会場に入ったのは50番目くらいだったんじゃないかな。会場全体の真ん中辺りに座ったら、前がカップルでしかも背の高い女性の後ろだった。失敗した。

開演時間で席の埋まりは120人くらいか。年齢層は割と高め。40前後がけっこう多いような感じ。60過ぎと思われる老夫婦の後ろに中学生と思われる2人組が座ったのが印象的だった。男女比は男9割弱、女1割強に見えた。カップルと思われるのも数組。くっそ!(T-T)

内容的には会場がサブ(調整室)があり、舞台に男爵と構成作家 ウノT、サブに負け加藤氏。ポッドキャスト放送と同じような雰囲気で、ときどき負け加藤氏が「ピンポン」「ブー」などの音効を出すという感じでした。

さらに仕掛けとして、ライブ中にお題を出して、客が番組メールアドレス宛にメールを送るというライブ大喜利を開催。しかし、ここで大きな落とし穴が。「電波的に圏外!!」。そう、俺も開演前にネット繋がらないし、メール繋がらないし、ヒマが潰せなくて困ったくらいで、特にソフトバンクがほぼ圏外。会場から「電波繋がらない」と苦情が出て、男爵も「前もって調べとけや!!」と憤慨するなど、波乱の展開となりました。(後でお客さんの中でWi-fiをフリーで解放する人が現れて収まりましたが)

ただ、このライブ大喜利でもやはり番組の常連職人さんが大活躍。名物キャラクター「昭和の窓辺」さんや、センセと呼ばれる「ミミズグチュグチュ」さん、女性職人「ドンぴしゃ子」さんなど、最前列中央に陣取るヘビーリスナーが男爵と話す場面があり、後ろからですが、ああ、あの人がそうなのか、という発見がありました。

ライブはそこそこ楽しかったのですが、とりあえず周りがゲラ(笑いやすい客)だらけで、微妙に一歩退いちゃったかな、という感じでした。

ライブはほぼ2時間でかっきり終了。
そういえば、ライブ中にメールアドレス「460……」のエルシャラカーニ しろうさんの投稿も紹介され、「この会場に来てるんですかね」「また最後に呼び込まないと『アイツ空気読めねぇ』とか言われるんだろ、めんどくせーよ!」と男爵が話していたのですが、しろうさんが呼び込まれることもなく、あっさり終了でした。
その後、ツイッターでしろうさんが会場にいる写真があったので、実際に居たようなのですが、終演後に見回した限りでは、見つかりませんでした。

前売り2,000円、当日券2,300円のライブでしたが、評価的には「引き分け!!」、そんな感じでした〜