被ばくした3人、28日にも退院へ

自分は何でもかんでも疑う人ではないと思うのだが、こと放射線被害に関する報道に関しては、かなり訝しんでいる。

3人が被曝したのは24日。たった4日で退院というのは……
検査では被曝した量は2〜6シーベルトと見られる、という話でした。その後、それほど症状はひどくなく、被曝した量は3シーベルト以下、と見解が改められました。
シーベルトが致死量と言われる中で、6シーベルトなら最終的には重篤健康被害が出るのではないか、と思うのですが……。
シーベルトの致死量というのは、全身被曝の場合ということで、部分被曝ならそれほど死の危険はないのでしょうか?

東海村で起きたJCOの臨界事故でも、数か月後に亡くなった人は事故の直後は健常者にしか見えないほど元気だったと言います。実際には、新しい細胞が体内で作られない体になっており、事故のときにあった細胞が入れ替わる段になると体に異常を来し、次第に状況が悪化したようなのですが。

個人的には、事故直後は元気であることが分かっているので、とにかく「退院」で「問題はなかった」ように見せるための印象操作なんじゃないか、と疑っている訳ですが。
その後、「容体急変」→「こんなことになるとは思わなかった、残念としか言いようがない」という風に進むような気がしてなりません。
もちろん、被曝した人が実際に何もなければ、それ以上のことはないのですが。