「わー!」と叫びながら、崖から落ちて死んでしまいたい。

どうも、お久しぶりです。
まだ会社員なんぞやっている男です。

今日、どうしてもお腹が減ったので、立ち食いそば屋に行き、やぁ今週もなんとか月曜日が乗り切れたネ、なんて思いながら歩いていると、いきなり
「Excuse me」
と声を掛けられた。細マッチョな外人(白人)さんである。なんでも、品川駅に行きたいんだがどの道を行けばいいのか、ということ。
対人スキルが地面にメリ込むほど低いボクは、完全に舞い上がってしまい、「五反田駅に行って電車に乗れ」的なことを言ってしまったのだが、外人さんは当然のごとく
「Jog」
と返してきた。確かに、タンクトップに汗だくである。どう考えても電車はおススメしては行けない。

正直、車に乗らない人間には、電車の路線図上での位置関係は分かっても、ちゃんとした物理的な、道路的な位置関係はさっぱりなのだ。
果たして、おいらは買ったばかりのiPhoneまで動員してなんとか道(と方角)を教えたものの、後でゆっくり調べてみたら45度どころか60度くらい違う方角を教えていたことが判明した。

ちなみに、ボクが教える道はほぼ確実に間違っている。なぜか、自信を持って答えられる場所を誰も聞いてくれないのだ。
そんな訳で、今ごろあの外人さんは「God damn!」と叫んでいるか、別れ際に「ソーリー……」と申し訳なさそうにするボクを見て、「ハァ〜ン、コレハアンマリジシンナインダナ」と悟って、ちょっと離れたところでまた別の人に道を聞いてたかもしれません。

ふぅ〜、ボクは立ち食いソバを食べて会社に戻りたかっただけなのに……(泣)

むしろボクのアパートに近い方角を教えてしまったようなので、これからアパートに帰ろうとしたらその外人さんと鉢合わせて、ボッコボコに撲殺されてしまうかもしれません。あぁ、何もない人生だったなぁ……