7人家族も今は昔。

祖父の葬儀に出てきました。
葬儀屋と坊さんがちょっと嫌いになって帰って来ました。

日曜の昼過ぎに実家に戻り、祖父の亡骸と対面。
30分か40分くらい、涙が止まりませんでした。久しぶりに泣いたような気がします。と言っても、基本的に泣き虫なんですが。

ボクはその後、最後まで泣きませんでしたが、父にとっては父な訳で、荼毘に付される直前などは、やはり目頭を熱くしているのが見て取れました。ボクにもいつか父や母を亡くすときが来るのだと思うと、ちょっとその心境は想像も付かず、その時のことは考えたくないな……と思わずには居られませんでした。

ボクは、家で祖父母、父母、それに姉と兄、の後、7人目の家族として生まれました。20年ちょっと、その7人家族で過ごしていましたが、8年前に祖母が亡くなり、3年前に姉が嫁ぎ、ボクが家を出、そして今年、祖父が亡くなりました。一時7人が暮らしていた家には、もう3人しか残っていません。時は悲しいまでに淡々と過ぎていき、人の世とは無常なものだと、再認識させられました。いつまでも仲良しのままで居たくても、それは適わぬ望みなのです。せめて、みんなが生きているうちは、みんなで仲良くしましょうね……(T−T)。