ヒゲと私。

元々、第一次性徴やら第二次性徴やらが普通の人より遅かったワタクシは、ヒゲを剃るようになったのも割と遅かったような気がします。たぶん大学2年くらいのとき。つまり19歳ですかね。あれ?そんなことないのかな?いくらなんでも遅すぎますね(^^;
とりあえず、そのくらいまでヒゲに興味がなかったのは確かで、「ヒゲと私(ワタクシ)」として印象に残っているのは19歳くらいの時からです。
六本木でアルバイトをしていた私は、コンビニで電動シェーバーを発見しました。確か980円だか1980円だかで、とりあえず買ってみよう、と思いました。思えば当時はアルバイト代が月9万円前後で、大学の学費が月に約1万5千円(国立2部なので安かったのです)、交通費や参考書代なども含めると、そ〜んなに余裕があった訳ではないはずなのですが、なぜか買いました。
最初はそんなに剃れないんじゃないかと思っていたのですが、割とよく剃れました。何よりも、「ヴぃ〜ん、ジジジ、ジジ……」というヒゲの剃れる音が楽しかったのを覚えています。ゲーム感覚ってヤツですか。
ところが、やはり安物なのですぐに詰まるようになります。一生懸命掃除したりしても、なかなか買った当時の切れ味は蘇りません。ある日、鏡の前に立たずに剃っていると、な〜んか感覚がおかしい。ヒゲの辺りを指でさすってみると……ヌル〜リという嫌な感触が。そうです。血が出てました。割と派手な感じで(T-T)。
そんな訳でそれ以降はシックとかのヒゲ剃りを使っていました。なんと言っても安いですしね。学生時代の私には、サラリーマンが使うようなブラウンとかの高い電動シェーバーは手の届かないものでした。

ところが。時代は流れるもので。最近、何が悪いのか肌荒れがひどくなってきまして、っていうか肌が荒れるというか謎の出来物がいっぱい出てきました。普通のヒゲ剃りでその部分をやるとすごい痛い。それだけじゃなくて血と変な液体が出てくるし。
そんな訳で、そろそろ「サラリーマンが使うような電動シェーバー」に移行しようかと思う今日この頃です。そういえば明日はボーナス支給日ぢゃないか……