天皇賞(秋)

御存知の通り(?)馬券下手なので、ボクの見解なんぞ役には立たないと思いますが。
っていうか、データ派ですから、「ボクの」というのもおこがましいですね(^^;

調べているうちに気付いたんですけど、府中・芝2000mで行われる天皇賞(秋)って、超穴馬がほとんど来ないんですね。
データがある過去16回で、1〜6番人気は7・5・4・6・4・3連対で29連対(32連対中)。実に9割以上です。(全GI平均は79.9%、同じ2000mの皐月賞は27/36=75%)ここらへんはやっぱり府中2000m、坂もあって直線もあってコース幅も広く、誤魔化しが利かなくて展開の利・不利が小さいのかなぁと思います。
まぁ、有利・不利と言えば2000mは引込み線からのスタートで、第2コーナーでインにつけるために外枠の馬が内側に切れ込むため、これがよく審議の対象になる訳ですが……('91年のメジロマックイーン降着もこれが原因でした)。それでもその後の改修工事の時に確かカーブが緩やかになるように変更されて、問題は解消されたと聞きました。
データで見ると、改修前の連対率が(内)14%-(中)17%-(外)6%だったのに対し、改修後は(内)11%-(中)13%-(外)14%となっています。
府中で実績のある馬というと、ツルマルボーイバランスオブゲームテレグノシスローエングリンゼンノロブロイらがいますが、中でも注目はテレグノシス
血統から見ると、父トニービンが3勝(SSは2勝)、BMSノーザンテーストが3勝でトップ。特にトニービン×ノーザンテーストというと、'97エアグルーヴ牝馬)、'95 サクラチトセオーと2勝を挙げています。延べ3頭出走して2勝ですよ('94 サクラチトセオーは6着)。鞍上は若いですがNHKマイルカップもこのコンビで勝ってますし、テレグノシス
他のメンバーを見渡して見ると、びっくりするくらい 「GI勝ちきれません」 という馬で占められてますね……(^^; こういう雰囲気だと、GI4戦3勝のヒシミラクルあたりにバッサリ勝たれちゃったりして……まぁ、1年ぶりなんですけどね。トウカイテイオーの例もあることですし。ヒシミラクル
2番手以降は一長一短で印の差をつけ辛いです……。ツルマルボーイ(昨年2着)、ゼンノロブロイ(総合的に見て安定株)、シルクフェイマス(GIの壁?)、ローエングリン(脚質的に厳しい)、リンカーン(鞍上が気になる)、バランスオブゲーム(カッチーだし……)。
他では、府中実績はないものの、同じトニービン×ノーザンテーストで気になるナリタセンチュリー
サクラプレジデントは府中実績なし+半年以上休養明け連対なしで無印。
3歳勢と牝馬勢は現時点では切っておきます。

印付けすぎな気もしますが、人気が割れているだけにテレグノシスからの流しにすれば十分採算が取れそうです。

展開的には、先行勢が多い印象。リンカーンヒシミラクルがよく分からないんですが。
逃げ ローエングリン
先行 シルクフェイマスダイワメジャーバランスオブゲームゼンノロブロイ
差し リンカーンテレグノシスサクラプレジデントヒシミラクル
差追 ツルマルボーイ

前が残るか、ゴール前でガラッと変わるのか、ちょっと分かりません。ただ、今雨が降ってるんですよね……すっかり忘れてました(^^;

              単勝    馬連合成
(13)ゼンノロブロイ   [1] 4.2  1.95
(16)リンカーン     [2] 8.5  3.79
(02)テレグノシス    [3] 8.9  3.15
(12)シルクフェイマス  [4] 9.8  3.39
(05)ツルマルボーイ   [5]10.0  3.61
(10)ローエングリン   [6]10.3  5.20
(15)バランスオブゲーム [7]11.5  6.61
(11)ナリタセンチュリー [9]14.4  5.20