取れかけパンクルの灰色ウッティー（鬱）ランド。 ￥878k

以前、「もぎたてチンクルのバラ色ルッピーランド」というNintendoDS用のゲームのTVCMを見ました。
「チンクル」というのは「ゼルダの伝説」に出てきたキャラクターらしいのですが、設定が「35歳独身」。え？マジで？何その現実感たっぷりな設定は。
しかも、ゲームの内容というのが
「お金を一生懸命稼いで、バラ色の生活が待っているルッピーランドを目指す」
というもの。
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当然“なにはさておき”買おうと思ったのですが、これがもうどこにも売ってない。
マジか？マジでか？こんなタイムボカンシリーズに出てきたボヤッキーみたいな顔の主人公のゲームを、そんなに皆買っているのか？もしかして、俺の時代到来か？35歳で独身でブサイクなのが持て囃される時代が来たのか……？
ま、そんな訳はないんですけれども。（-_-；
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とりあえずamazonで注文して待つこと1週間、ようやく届いたので遊んでみました。
すごいゲームですね。これ。「とにかくお金がすべて！」感がたっぷり。
街に入ろうとすると門番に賄賂を要求され、商店でも物の値段は言い値。しかも商店主がその値段で気に入らないと、お金だけ奪われて商品はくれない。ピンチのときに助けてくれる相棒も金次第。
しかも、そんなにして一生懸命稼いだお金は、ルッピーランドに行くために家の近くの泉に投げ入れ続けなければいけない……。
ちなみに、チンクルの所持金はイコール、ヒットポイントなので、お金がなくなるとチンクルは死にます。
まるで俺のようです。
友達が一人もいなくても、とりあえずお金があれば飯が食えて、アパートに住んで、風邪をひけば医者にも行けるし、どこかへ行きたければ電車にも乗れます。
逆に言えば、お金がなければ何もできずに死ぬだけです。
ある意味ボクはリアル・チンクルであると言えるでしょう。
そう考えると、急速に悲しくなってきました。
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とりあえず、自分の所持金（資産）をタイトルにつけた日記を書いてみました。