脱線事故の原因

まさか、電車に乗っていて死亡事故が起こるとは、乗っていた人も考えていなかったと思いますが……
テレビでは当然のように特集が組まれ、そこに「専門家」を名乗る人が登場します。それぞれの専門家によって言い分が違うんですね。
報道ステーション(ANB)、今日の出来事(NTV)に出ていた人(同一人物)は、「置き石は関係ない。置き石によって起きた脱線事故はないと、JRも言っている。今回の脱線の原因はスピードの出しすぎと、その後の急ブレーキ。そのままのスピードで走っていれば事故は起こらなかった」と言っていました。また、車両がボロボロになった件について、「アルミを使って軽量化してスピードを出そうとしたり、見てくれを良くするために窓を大きくするなどしたことが原因。昔に比べてずいぶんと車両が脆くなった」と非難。
これに対して、ニュース23(TBS)に出ていた人は「置き石は非常に興味深い。スピードの出しすぎと、置き石が脱線の重要な原因と考えられる」と分析。また車両についても「もともと電車の車両は横方向の力に弱い。軽い車体=脆い車両ではない。」とまったく別な見解を示していました。